カボメティクスとニボルマブによる併用治療は、腎細胞がんが進行して手術ではがんを完全に切除できない患者さんや、がんが転移した患者さんが対象です。
治療開始にあたって、以下に該当する場合は医師・薬剤師・看護師にお伝えください。
カボメティクスによる治療の開始にあたり、注意が必要な患者さん
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※1 血栓塞栓症とは
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静脈や動脈に血液のかたまり(血栓)ができて血流が止まってしまったり、血栓が血液の流れにのって運ばれていき、行きついた場所の血管をふさいでしまう病気のことです。
ニボルマブによる治療の開始にあたり、注意が必要な患者さん
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※2 自己免疫疾患
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免疫系が正常に機能せず、自分の正常組織を攻撃してしまう病気です。甲状腺機能異常症や関節リウマチ、1型糖尿病などが該当します。
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※3 間質性肺疾患
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カボメティクスの副作用「歩行時の息切れ、乾いた咳、発熱などがみられたら」をご参照ください。
オプジーボ添付文書 2023年6月改訂(第18版)参照