先天性プロテインC欠乏症はどのように検査・診断するの?

先天性プロテインC欠乏症は、主に以下の手順で検査などを行って診断します。

問診による症状などの聞き取り 血液検査・画像検査など プロテインC活性の測定 プロテインCの活性が後天的に低下する要因の除外 遺伝学的検査(プロテインC遺伝子の異常の有無) 遺伝性であることを示唆する所見の確認 遺伝性血栓性素因であるかの確認 先天性プロテインC欠乏症と診断

後天的:先天的(生まれつき)の反対語で、生まれた後に起こること

遺伝性血栓性素因:遺伝的な理由で、静脈や動脈に血栓ができやすい体質であること

監修:九州大学大学院医学研究院 
成長発達医学分野 教授 大賀 正一 先生

(公開:2024年9月)