日常生活で気を付けること

血圧管理のために、塩分をひかえましょう

塩分のとりすぎは、血圧を上昇させる大きな要因となります。血圧が高めの方は、塩分を控えめにすることを心がけましょう。
血圧を定期的に測定すると、日頃の自分の血圧の値を把握でき、早めに異常に気づくことができます。適切な塩分量については、医師、薬剤師または看護師にご相談ください。

フリュザクラ服用時は血圧管理のために塩分を控え、可能であれば自宅に血圧計を準備する
  • 可能であれば家庭(自宅)に血圧計を準備しましょう。
  • 定期的に血圧を測る習慣をつけて、結果を「治療日誌」に記録しましょう。

出血に注意しましょう

フリュザクラの服用中は出血しやすくなったり、血が止まりにくくなることがあります。下記のようなことを心がけましょう。

  • 抜歯や出血を伴う小手術も含めて、外科的処置を予定されている場合には医師にご相談ください。
  • 転倒によるケガや切り傷などに注意しましょう。
  • 歯磨きや鼻をかむときはやさしく行いましょう。
  • 排便時は、強くいきみ過ぎないようにし、便通を整えましょう。
  • 皮膚や口の中、便や尿の状態を観察し、出血がないか確認しましょう。
鏡で口の中を出血がないか確認する高齢女性。店頭によるケガに注意するために杖を使用する高齢男性

感染予防につとめましょう

フリュザクラの服用中は免疫力が低下することがあり、さまざまな感染症にかかりやすくなります。感染を予防するために下記のことを心がけましょう。

  • 外出からの帰宅後や排泄後、食事前には必ず手を洗いましょう。
  • 人と会うときや公共交通機関を利用するときなど混雑している場所ではマスクを着用しましょう。
  • 皮膚や陰部を清潔に保ち、歯磨きとうがいをこまめに行いましょう。
  • ケガなどに注意し、傷を作らないようにしましょう。
フリュザクラを服用しているため、感染予防につとめるようにマスクを着用し、手を洗う高齢女性

妊娠は控えましょう

フリュザクラは胎児に影響を与える可能性があります。妊娠する可能性のある女性患者さんは、フリュザクラの服用中および服用後少なくとも2 週間は確実な方法で避妊してください。避妊の方法は、経口避妊薬以外の適切な方法を用いましょう。
もし、妊娠していることに気づいたら、ただちに医師、薬剤師または看護師に連絡してください。
パートナーが妊娠する可能性がある男性患者さんは、フリュザクラを服用している間および服用終了から一定期間は適切な方法で避妊してください。

フリュザクラ.jpは武田薬品工業株式会社が運営する、フリュザクラによる治療を受ける患者さん向けサイトです。
このページでは、フリュザクラの治療中に日常生活で気を付けることについてご説明します。