肝細胞がんの頻度
国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」によると、2019年の国内における肝臓がん(肝細胞がんおよび肝内胆管がん)の罹患数(新たにがんと診断された数)は37,296例(男性25,339例、女性11,957例)であり、男性が女性の約2倍以上多いことが示されています。
また、男性においてがん罹患数が多い部位の順位では、前立腺、大腸、胃、肺に続いて肝臓が5位となっています。
なお、年齢階級別にみた肝臓がん(肝細胞がんおよび肝内胆管がん)の罹患数(全国推計値、2019年)によると、男性は45歳頃、女性は55歳頃から増加傾向がみられ、男性では85~90歳でピークを迎えることが示されています。