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高額療養費制度等の医療制度ガイド

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高額療養費制度等の医療制度ガイド医療制度ガイドの概要

監修 : 国立がん研究センター中央病院 相談支援センター 社会福祉士 宮田 佳代子

高額な治療を受ける際に、その負担を軽減するための制度がいくつか整備されています。
月々の費用を軽減できる制度として、高額療養費制度があります。
また、年間の費用を軽減する制度として、高額医療・高額介護合算療養費制度や医療費控除があります。会社にお勤めの方には、傷病手当金制度、また年金加入の方には、障害年金があります。多くの場合、これらの制度の利用には申請が必要です。
患者さんの病状や治療内容、経過、年齢、所得、居住地などによって、受けられる給付が異なります。

月々の費用負担を軽減する制度

高額療養費制度

1ヵ月の自己負担額(保険対象分)が限度額を超えた場合、限度額を超えた分の医療費が数ヵ月後に払い戻しを受けられる制度です。

年間の費用負担を軽減する制度

高額医療・高額介護合算療養費制度

医療費控除(確定申告)

1年間の医療費合計が10万円以上の方が控除の対象となります。

その他

傷病手当金制度

社会保険加入者で、病気やけがの療養のために会社等を連続して4日以上休み、さらに給与の支給がない場合、対象となります。

障害年金

※この内容は、2023年4月時点のものですが、今後、制度が改正される可能性がありますので、高額療養費制度を利用される際には、加入している健康保険(国民健康保険、健康保険組合、協会けんぽ、共済組合)にお問い合わせください。
また、医療費の支払いのことや利用できる社会保障などについては、病院の医事課や医療相談窓口でも相談できます。

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