薬物療法と主な副作用
薬物療法の副作用はいつ起こる?
薬物療法の副作用には、吐き気、嘔吐、発熱など自分でわかるものと、骨髄抑制、肝障害や腎障害のように自覚症状がほとんどなく、検査しなければわからないものがあります。個人差もありますが、薬剤の種類や投与法によって、症状が出やすい時期が異なります。治療を受ける前に、その流れを知っておけば、副作用が出たときに、落着いて対処できるでしょう。
副作用の対処法
自分でわかる副作用
投与直後 | 投与後2~8日頃 | 投与後15日前後 | 投与後数カ月~ |
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副作用の症状がすべて現れるわけではありません。症状が現れる時期や強さには、治療薬の種類や個人によって差があります。この表はあくまでも目安です。
検査でわかる副作用
投与日 | 投与後8日~15日前後 | 投与後から数カ月で徐々に |
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・腫瘍崩壊症候群 (高尿酸血症、高リン酸血症など) |
・骨髄抑制 |
副作用の症状がすべて現れるわけではありません。症状が現れる時期や強さには、治療薬の種類や個人によって差があります。この表はあくまでも目安です。
・国立がん研究センターがん情報サービス がんになったら手にとるガイド「薬物療法(抗がん剤治療)のことを知る」
<https://ganjoho.jp/public/qa_links/book/public/pdf/31_139-149.pdf>(最終アクセス 2023年11月2日)
- 治療後の生活について
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