生活習慣の問題
食べ過ぎ、早食い
食べ過ぎるとゲップが出るのは、食道と胃のつなぎ目「噴門」が、一時的に開いて胃にたまった空気を出す現象です。このとき空気だけでなく胃酸も逆流することが起こります。早食いでは、よく噛まずに飲み込んでしまうため、食べ物と空気をたくさん飲み込んでしまいます。
高脂肪食、
アルコール、 喫煙
高脂肪食を摂取すると、コレシストキニンというホルモンが分泌されます。このホルモンにより「噴門」が開いて胃酸の逆流やげっぷを引き起こします。
アルコール、喫煙も胃酸逆流に悪い影響を及ぼすとする報告があります。
食べてすぐに寝る
食後はもっとも胃酸逆流がおこる時間帯です。食べてすぐに寝ると、胃酸が重力で食道から胃にいかないため、胃酸が逆流してしまうと長時間食道内にとどまる恐れがあり、逆流性食道炎が発生しやすくなります。
おなかに圧力が
かかる姿勢・体型
前かがみ姿勢
庭仕事のような前かがみ姿勢や、腹部を締めすぎる服装、おなかに力をかける仕事をしている人は、おなか全体が圧迫され、胃酸の逆流が起こりやすくなります。
肥満
内臓脂肪が蓄積している肥満の方、骨粗鬆症のため腰が曲がり背中が丸くなった方、妊娠されている方は、胃が圧迫されるため、胃酸の逆流が起こりやすくなります。
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