腎細胞がんの治療フロー
●腎細胞がんの治療法の種類
腎細胞がんでは、いろいろな検査を行って「病期(ステージ)」(がんの状態の指標)を診断し、診断された病期や、患者さんの全身状態、年齢、ご希望などのさまざまな要素を考慮して、患者さんにとって最も効果が高い治療法は何か、体への負担が少ない治療法は何か(治療方針)を決めます。
腎細胞がんの治療法には、「手術(外科療法)」「薬物療法(おくすりを用いた治療)」「放射線療法」などがあります。
腎細胞がんの主な治療法
●腎細胞がんの治療フロー
日本泌尿器科学会の「腎癌診療ガイドライン2017年版」によると、腎細胞がんでは、一般的に、「病期(ステージ)」をもとに、下記に示すフローに従って治療を進めることになっています。
※「腎細胞がんの病期分類」もご参照ください。