腎細胞がんの治療

腎細胞がんの治療フロー

腎細胞がんの治療法の種類

腎細胞がんでは、いろいろな検査を行って「病期(ステージ)」(がんの状態の指標)を診断し、診断された病期や、患者さんの全身状態、年齢、ご希望などのさまざまな要素を考慮して、患者さんにとって最も効果が高い治療法は何か、体への負担が少ない治療法は何か(治療方針)を決めます。

腎細胞がんの治療法には、「手術(外科療法)」「薬物療法(おくすりを用いた治療)」「放射線療法」などがあります。

腎細胞がんの主な治療法

腎細胞がんの主な治療法

標準治療とは
現時点で利用できる最良の治療(リスクとベネフィットのバランスが最もとれている治療)であることが、科学的な根拠によって証明されている治療のこと
※「標準」とは「普通の」「並の」といった意味ではありません。

腎細胞がんの治療フロー

日本泌尿器科学会の「腎癌診療ガイドライン2017年版」によると、腎細胞がんでは、一般的に、「病期(ステージ)」をもとに、下記に示すフローに従って治療を進めることになっています。

※「腎細胞がんの病期分類」もご参照ください。

腎細胞がんの治療フロー