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おたふくかぜワクチン
の接種を受ける方へ

おたふくかぜ

おたふくかぜとは?

  • 感染経路

    ムンプスウイルスの飛沫感染(感染者のくしゃみや会話時に受ける唾などのしぶきを吸う)により感染します。

  • 主な症状

    片側あるいは両側のだ液腺などが腫れてきます(顔が下膨れたように見えます)。
    また、発熱や、嚥下痛(飲み込む時に痛い)を伴うこともあります。

  • 重症になると・・・

    合併症(髄膜炎や難聴、脳炎、睾丸炎、卵巣炎、膵炎など)を発症することがあります。

おたふくかぜワクチンの接種時期

  • 任意接種

    おたふくかぜワクチンは任意接種です。公費助成をしている自治体もあるので、住民票のある自治体(市区町村)にお問い合わせください。

  • 接種する時期

    生後12ヵ月以上でおたふくかぜにかかったことが無く、医師と相談の上接種が推奨されると判断された方が対象です。
    小児では2回接種が推奨されています(1回目:1歳の時、2回目:5~6歳の時)。

  • 公費助成を受けて接種される場合は、自治体からの通知をご覧ください。

    医師と相談し、ワクチン接種を希望される場合は、予診票をよくお読みいただき、接種当日、該当事項を記入した予診票を接種会場へお持ちいただくのがよいでしょう。

おたふくかぜワクチンの接種後の注意

  • 副反応の発現に注意しましょう(こちらをご参照ください)。

    接種後、特に数日間は、健康や体調の変化に注意し、ふだんと変わったことがあった場合は医師に相談しましょう。

  • 高熱やけいれんなどの異常な症状があらわれた場合は、すみやかに医師の診察を受けてください。

  • 接種が終わってからしばらくは、接種した医療機関(接種会場)で、ゆったりとした気持ちで待ちましょう。

    まれにワクチン接種への緊張や痛みをきっかけに立ちくらみなど(血管迷走神経反射)が起こる可能性があります。
    また、ワクチンの接種によりショックやアナフィラキシーなどの重いアレルギー反応が起きる可能性もあります。
    そのため、ワクチン接種後15~30分程度は接種医療機関(接種会場)などでお待ちいただき、体調がおかしいなと気づいた時に、すぐに、医師や看護師と連絡がとれるようにしておきましょう。

    ワクチン接種当日の予定を立てる際は、この待ち時間も考慮しておきましょう。

    ワクチンの接種によって健康被害が生じた場合には、公的な予防接種健康被害救済制度があります。定期接種の場合は住民票のある自治体(市区町村)に、任意接種の場合は独立行政法人 医薬品医療機器総合機構外部リンク(外部サイトにリンクします)に相談してください。

  • 注射した部分は清潔に保ちましょう。

  • 接種当日の入浴は、特別に問題はありません。

    しかし、接種当日を含め、接種後に体調がすぐれない場合は無理をせず様子をみましょう。また、注射した部分を強くこすらないようにしましょう。

  • 接種当日の激しい運動や過度の飲酒は控えてください。