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水痘(みずぼうそう)ワクチン
の接種を受ける方へ

水痘(みずぼうそう)

水痘(みずぼうそう)とは?

  • 感染経路

    水痘・帯状疱疹ウイルスの空気感染(同じ場所にいるなど)、飛沫感染(感染者のくしゃみや会話時に受ける唾などのしぶきを吸う)、接触感染(感染者が触ったものに触れるなど)により感染します。

  • 主な症状

    発熱後、赤い斑点が水ぶくれになって、全身に広がります。熱は数日でおさまり(高熱が続く場合もある)、水ぶくれが黒いかさぶたになります。

  • 重症になると・・・

    脳炎や肺炎、重症の皮膚の細菌感染症などが起こることがあります。

水痘ワクチンの接種時期

  • 定期接種の場合

    生後12~36ヵ月の方で水痘(みずぼうそう)にかかったことのない方が対象です。

  • 定期接種の時期

    生後12~36ヵ月に2回接種します。
    1回目:生後12~15ヵ月に達するまでに接種します。
    2回目:生後12~36ヵ月に、1回目の接種終了後3ヵ月以上(標準的には6~12ヵ月)の間隔をおいて接種します。

  • 任意接種の場合

    生後12ヵ月以上で水痘にかかったことが無く、医師と相談の上接種が推奨されると判断された方が対象です。
    接種対象者には、通常、1回接種します。

  • 定期接種に該当する方は、自治体からの通知をご覧ください。

    任意接種に該当する方は、医師と相談し、ワクチン接種を希望される場合は、予診票をよくお読みいただき、接種当日、該当事項を記入した予診票を接種会場へお持ちいただくのがよいでしょう。

水痘ワクチンの接種後の注意

  • 副反応の発現に注意しましょう(こちらをご参照ください)。

    接種後、特に数日間は、健康や体調の変化に注意し、ふだんと変わったことがあった場合は医師に相談しましょう。

  • 高熱やけいれんなどの異常な症状があらわれた場合は、すみやかに医師の診察を受けてください。

  • 接種が終わってからしばらくは、接種した医療機関(接種会場)で、ゆったりとした気持ちで待ちましょう。

    まれにワクチン接種への緊張や痛みをきっかけに立ちくらみなど(血管迷走神経反射)が起こる可能性があります。
    また、ワクチンの接種によりショックやアナフィラキシーなどの重いアレルギー反応が起きる可能性もあります。
    そのため、ワクチン接種後15~30分程度は接種医療機関(接種会場)などでお待ちいただき、体調がおかしいなと気づいた時に、すぐに、医師や看護師と連絡がとれるようにしておきましょう。

    ワクチン接種当日の予定を立てる際は、この待ち時間も考慮しておきましょう。

    ワクチンの接種によって健康被害が生じた場合には、公的な予防接種健康被害救済制度があります。定期接種の場合は住民票のある自治体(市区町村)に、任意接種の場合は独立行政法人 医薬品医療機器総合機構外部リンク(外部サイトにリンクします)に相談してください。

  • 注射した部分は清潔に保ちましょう。

  • 接種当日の入浴は、特別に問題はありません。

    しかし、接種当日を含め、接種後に体調がすぐれない場合は無理をせず様子をみましょう。また、注射した部分を強くこすらないようにしましょう。

  • 接種当日の激しい運動や過度の飲酒は控えてください。