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Lavandula angustifolia Mill. シソ科(Lamiaceae)
地中海沿岸に分布する常緑低木で、茎は高さ50~100cmになります。花は6~7月に開花し、一般に青紫色を呈しますが、淡い紅紫色などもみられます。新鮮な花穂から取り出される精油は、酢酸リナリルやリナロールといった芳香成分を含み、抗うつ作用などがあるといわれています。本種は数あるラベンダーの仲間の基本種であり、(イングリッシュ・コモン・トゥルー)ラベンダーといったさまざまな名前で呼ばれています。また、冷涼な気候を好むため、北海道での栽培が有名です。
同種の園芸品種には白花もあります。
フレンチラベンダーとも呼ばれるL. stoechas L.は、花序にうさぎの耳のような苞葉をもつ暖地向きのラベンダーです。
ラベンダースティック(バンドル)は、長期間アロマを楽しむことができます。