武田薬品工業株式会社 京都薬用植物園
>園内のご紹介 > 漢方処方園エリアのご紹介 > 胃腸薬処方 > 小半夏加茯苓湯(しょうはんげかぶくりょうとう)
体力に関わらず使用でき、悪心があり、ときに嘔吐するものの、つわり、胃炎などの症状に適用されます。本処方は妊娠時におこる『つわり』に用いられる代表的な方剤として知られています。構成生薬のうち、半夏は、はきけを抑える作用が期待され、茯苓には体内の水分代謝を調整する働きがあるといわれています。
植物: カラスビシャク部位: 塊茎性味: 辛、温
植物: ショウガ部位: 根茎性味: 辛、温
基原: マツホド部位: 菌核性味: 甘、平