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Ocimum basilicum L. シソ科(Lamiaceae)
インド原産で、アジア南部、中東などに分布する一年草です。高さ30~60cmで、よく分枝します。盛夏から秋の中頃にかけて白色の花を咲かせます。日本には、江戸時代に中国から薬用として入ってきました。小さな黒い種子を目の中に入れると、水分を吸って蛙の卵のように寒天状に膨れて目のゴミを拭い去ったことから、「目の箒(ほうき)」にちなんで和名が付けられました。現在では、トマトとの相性がよい香辛料としてはもちろん、このバジルを使ったジェノベーゼ・パスタなどの地中海料理に生葉が用いられ食卓を飾っています。
吸水した種子(バジルシード)はアジアン・スイーツによく用いられます。
ピザなどイタリア料理には欠かせません。
園芸品種には紫葉の品種を始め、百数十品種が存在するといわれています。