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植物のご紹介

ゴボウ

ゴボウ

Arctium lappa Linn. キク科(Asteraceae)
ヨーロッパ原産で、シベリアや中国にも分布する二年草です。一定期間の低温にあうと花芽の分化が誘導され、開花・結実した後に枯れます。日本では一年生の根を鍋物の具材として利用します。また特殊な栽培手法で作られた二年生根は「堀川ゴボウ」と呼ばれ、京都の御節料理には欠かせない一品です。果実を「悪実」、種子を「牛蒡子(ゴボウシ)」と呼び、消炎、解熱、解毒作用があります。「牛蒡根」には、新陳代謝機能の促進、食欲増進、発汗、利尿、鎮咳などの働きがあるため、きんぴらやサラダなどに調理して食べると、喉の痛み、寒気を伴わないような風邪や咳に効果があります。ちなみに、面ファスナーは野生ゴボウの果実をヒントにスイスで考案されたとのことです。

生薬「牛蒡子」として利用されるゴボウの種。

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