植物のご紹介

コウカ

コウカ

生薬名:コウカ(紅花)
本品はベニバナCarthamus tinctorius Linné (Compositae)の管状花をそのまま又は黄色色素の大部分を除いたもので、ときに圧搾して板状としたものです。
生薬コウカ(紅花)は、成分としてカーサミンなどを含み、通経や駆瘀血作用があるといわれています。一般用漢方製剤294処方では、治頭瘡一方(ちづそういっぽう)や通導散(つうどうさん)など11処方に配合されています。紅花茶として飲まれる他、古くから口紅や染料として用いられています。