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生薬名:マオウ(麻黄)
本品はEphedra sinica Stapf、Ephedra intermedia Schrenk et C. A. Meyer又はEphedra equisetina Bunge (Ephedraceae)の地上茎です。
生薬マオウ(麻黄)は、成分としてエフェドリンなどを含み、鎮咳、去痰作用があるといわれています。一般用漢方製剤294処方では、葛根湯(かっこんとう)、小青竜湯(しょうせいりゅうとう)など32処方に配合されています。成分のエフェドリンは交感神経興奮作用を持ちスポーツ選手のドーピング禁止物質に指定されています。マオウ(麻黄)が配合される漢方製剤のスポーツ選手への投与は注意が必要です。