SBMAとは
どのような症状がみられますか?
最初のうちは、運動神経が壊れていくことによる症状と男性ホルモンの働きが弱まることによる症状がみられます。
運動神経が壊れていくことによる症状
- 顔や手・足の筋肉がピクピクする
- 手や指が震える
- 手や足に力が入りにくい
- 手足などの筋肉がつりやすい
- ときどき、息がしづらい
男性ホルモンの働きが弱まることによる症状
- 乳房が大きくなる
- 睾丸が縮む
SBMAの症状はゆっくりと進行しますが、病気が進むと、さまざまな筋肉がだんだんと動きにくくなり、日常生活において不都合な症状、たとえば、嚥下障害(食べものや水が飲みこみにくい)、運動障害(手足が動かしにくい)、構音障害(滑舌が悪い)などがあらわれてきます。
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嚥下障害
- 食事中にむせる
- 食事中に咳きこむ
- 食べものが口からこぼれる
など
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運動障害
- 歩きにくい
- 階段の昇り降りができない
- 疲れやすい
など
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構音障害
- ろれつが回らない
- 発音がはっきりしない
- 声がガラガラする
など