アルンブリグ治療の副作用

アルンブリグ治療の副作用
<注意が必要な副作用>
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これらの症状があらわれたら、医師・薬剤師・看護師に相談してください。

クレアチンキナーゼ(CK)上昇

多くの場合、自覚症状はありませんが、重症化すると下記のような症状があらわれることがあります。

  • からだが痛い
  • からだに力が入らない

クレアチンキナーゼ(CK上昇)

*:自覚症状がない副作用の有無や副作用の程度を確認するため、アルンブリグの服薬中には、 定期的に血液検査などの検査を行います。医師の指示に従い、必ず受診してください。

下痢

下痢

症状に応じて、下痢止めのおくすりなどが処方されます

肛門の周りに炎症がみられる場合は、必要に応じて、軟膏などが処方されます。
軽い炎症でも医師に相談しましょう。

*:感染に伴う下痢の場合、感染症を悪化させる恐れがありますが、アルンブリグによる下痢はおくすりで止めても問題ありません。

  • 下痢が続き、脱水症状にならないように水分をしっかり補給する必要があります。
    水分補給に適した飲み物水分補給に適した飲み物
    水、お茶、経口補水液、スポーツドリンク、スープ、みそ汁、果汁 など
  • 脂っこいものや、冷たいもの、消化の悪いものは避け、消化のよいものを食べるようにしましょう。
    消化のよい食べ物
    おかゆ、重湯、よく煮込んだうどん、みそ汁、野菜スープ、リンゴのすりおろし、など
  • 腹部を温めると、腸管運動の亢進が治まり、痛みがやわらぎます。

高血圧

通常は自覚症状はあらわれません。血圧がかなり高くなると、下記のような症状がみられます。

  • 頭痛
  • めまい
  • 肩こり など

正しい血圧の測り方

吐き気・嘔吐

吐き気・嘔吐

吐き気に対しては、吐き気止めが処方されます。

肝機能障害

血液検査でALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)、AST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)、AL-P(血中アルカリホスファターゼ)の上昇がみられ、下記の症状があらわれることがあります。

  • 疲れやすい
  • からだがだるい
  • 吐き気
  • 食欲不振

口内炎

痛みが強い場合は、鎮痛薬や粘膜保護薬などを使います。

  • 口の中を清潔に保つために、こまめにうがいしましょう。
  • 酸味や刺激の強い香辛料、熱い食べ物、タバコ、アルコール類などは控えましょう。
  • 歯みがきは、やわらかい歯ブラシと歯間ブラシで1日2~4回行うことがすすめられます。歯みがき剤を使う場合は低刺激のものがよいでしょう。

発疹

下記のような症状があらわれる場合があります。症状に応じて、おくすりが処方されます。

  • ブツブツが出る

日光にさらされることで発疹があらわれることもあります。

  • 長時間、日光にあたらないようにしましょう。
  • 屋外に出るときは、帽子や長袖を着用したり、日焼け止めクリーム(SPF30以上)を使用するとよいでしょう。

※アレルギー反応によって生じる発疹では、重症化すると命にかかわる場合もあり、アルンブリグの服薬を中止する必要があります。症状に気がついたら、医師に連絡しましょう。

膵炎

血液検査でリパーゼ又はアミラーゼの上昇がみられ、下記の症状があらわれることがあります。

  • おなかが痛い
  • 吐き気・嘔吐
  • からだが痛い

*:自覚症状がない副作用の有無や副作用の程度を確認するため、アルンブリグの服薬中には、定期的に血液検査などの検査を行います。医師の指示に従い、必ず受診してください。

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