ASDについて

ASDの特性の受け止め方ASDの特性の受け止め方

ASDの子どもには不得意なことがある一方で、素直でまじめ、興味があることはとことん追求する、記憶力がよいなど、長所として捉えることができる特性もたくさんあります。

例え話や冗談が通じない、言葉通りに受け取ってしまう
素直で誠実
1つのことへのこだわりが強い
探究心がある、粘り強い
ルールや約束を忠実に守ることに必死になる
まじめで几帳面な性格
同じ道順や手順、スケジュールにこだわる
正しい規律や手順を守ることができる

このような特性を理解せずに、無理に周囲の子どもに合わせるよう指導すれば、子どもに大きなストレスを与えかねません。周囲とのズレを感じて、自信喪失や人間不信などの二次障害に陥ってしまうこともあります。
一人ひとりの得意なこと・不得意なことを把握し、その子の状態に合わせた適切な教育・支援を行うことは、学校生活における困難さを和らげることにつながります。 ASDの特性をその子の生まれ持った「個性」としてポジティブに捉え、楽しく充実した学校生活を送れるよう支援することが大切です。

監修

  • 前多小児科クリニック 院長 前多 治雄 先生
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