乳がんは、自分の目で見て、自分の手でさわって、発見できる可能性があります。
毎月1回、セルフチェックを行うことが大切です。毎月継続することで、乳房の小さな変化に気づくことができるようになるので、入浴時や就寝前などの習慣にしましょう。
セルフチェックは生理が始まってから1週間から10日後を目安に行いましょう。閉経後の方は、毎月チェックする日(誕生日と同じ日など)を決めて行いましょう。
セルフチェックなどで、いつもと違うな、おかしいなと異常を感じたら、すぐに乳腺専門医(乳腺外科など)を受診しましょう。
- ※お住まいの近くの乳腺専門医がわからない場合は、「居住地の市区町村名」と「乳がん検診」で検索するなどして各自治体が乳がん検診で指定しているマンモグラフィ実施施設から選択するのもよいでしょう。
セルフチェックのやり方
- ①鏡の前で、両腕を下げてチェック
- ②両腕を上げて、頭の後ろで手を組んでもう一度チェック
- □乳房の形や大きさの左右差
- □乳房のくぼみ・ひきつれ
- □乳房の発赤
- □乳頭のへこみ・ただれ
親指と小指以外の3本の指を使います。指の腹を使って、肋骨に向かって押さえるようにさわります
- ※ボディローション等を使うと滑らかにチェックできます
- ①乳房を外側から内側に向かってまんべんなくチェック
- ②乳房の下を乳頭に向かって持ち上げるようにチェック
- ③乳首をつまんでチェック
- □ しこり
- □ 痛み
- □ 乳頭からの分泌物
(血が混じっているようなもの)