SBMAの症状とその対策
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- SBMAの症状とその対策
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構音障害
どのようなことに気をつければよいの?
- 息を吸って、ゆっくり、はっきりと口や舌を大きく動かすようにして話しましょう。
- テレビのボリュームを下げたり、窓を閉めたり、静かな環境で話をしましょう。
- 声を出しやすくする口や舌の体操、呼吸、発音練習をしましょう。
- 50音や単語、短文、長文などで発音練習をしましょう。
話すスピードをゆっくりにしたり、区切って言うなどして話し方を改善しましょう。
まわりの方へ
- 患者さんが「言いたいことがうまく伝わらない」ことに不安やストレス、もどかしさを感じていることも少なくありません。患者さんが「通じ合えた、うれしかった、楽しかった」と話す意欲が持てるように、安心してゆっくり話せる雰囲気作りを心がけましょう。
- 患者さんの「話す」ことへの意欲を損なわないように、話を先取りしたり、発音や言い間違いの指摘はしないようにしましょう。
- 聞き取れなかったことがある場合はわかったふりをしないでもう一度言ってもらいましょう。
- 患者さんの表情やその場の雰囲気を感じ取って、何を言いたいのかを予測して話の理解に努めましょう。
SBMAの病状は、患者さんそれぞれで異なるため、ここで取り上げた内容がすべての患者さんに適応とはならない場合があります。まずは、医師、看護師、理学療法士(リハビリテーション担当)等の指導にしたがい、気になる点やわからない点などは気軽にご相談ください。