パーキンソン病オンライン

監修:京都大学大学院 医学研究科
特命教授 髙橋 良輔 先生

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日常生活夕ごはんの準備をするとき

Q.

夕ごはんの準備が大変です…

A.

動きやすい時間帯に作業を何回かに分けて行うと一回の負担が軽くなります。軽くて使いやすい調理器具や食材も代用しましょう。

下準備と調理など作業を分ける
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料理はとても複雑な動作で、負担が大きい作業です。
1回で全部やろうとせずに、昼間は切るだけ、食べる前に炒めるなど、何回かに作業を分けましょう。
使いやすい調理器具で代用する
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菜箸はトングに、包丁はハサミに代えるなど、作業がしやすい器具で代用しましょう。
ビニール手袋をはめた手で作業するのも、楽で、
洗いものを減らすことにもつながります。
食材キットを利用する
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包丁を使うこと、調味料をはかる、などが負担に感じるときは、食材キットを使ったり、食品の配送サービスを利用してみましょう。
症状が進んだ時に気をつけること
Q.

夕ごはんの準備が難しいです…

A.

簡単にできることをご家族や介護サービスの方と一緒にやってみましょう。考えながら体を動かす料理はよいリハビリにもなります。

手でちぎるなどの作業をやる
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包丁などの刃物を使う作業が難しければ、手で野菜をちぎったり、こねたりする作業をやってみましょう。
一緒に作業する
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キッチンに椅子を置いたり、ダイニングテーブルで座って、ご家族やサポートの方と一緒に自分のペースで行ってみましょう。
テーブルをふくなど、
できることをやる
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テーブルをふいたり、お箸をならべたり、できることをやってみましょう。

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