パーキンソン病オンライン

監修:京都大学大学院 医学研究科
特命教授 髙橋 良輔 先生

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日常生活朝、ごはん食べるとき

Q.

ごはんをもう少し楽に、効率的に食べる方法はありますか?

A.

栄養が不足しがちなのでしっかり食べる必要があります。食事の形や調理方法、食器を少し変えることで、効率的に栄養をとりやすくなります。

食べやすい形にする
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おにぎりなど手で食べられるものや一口サイズに
すると食べやすくなります。
お箸に補助具をつける
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お箸を使いやすくする補助具があります。
材質も漆などの塗り箸よりも、木製の滑りにくいものにしましょう。
バター、マヨネーズなどを
使って、カロリーアップ
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野菜はおひたしよりも、バターで炒めるなど油分を
加えると、カロリーアップできます。
症状が進んだ時に気をつけること
Q.

飲み込みにくく、むせることも増えてきて、
食事の量が減っています…

A.

飲み込む力が低下する嚥下障害が起きていることが考えられます。
飲み込みやすい食材や少ない品数でも栄養価の高いメニューを
選びましょう。

一品で色々な食品が
摂れるメニュー
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カレーやシチューはとろみがついて食べやすく、1品でたくさんの栄養を摂れます。
プロテインなどの栄養補助食品を混ぜるとより
栄養価が高くなります。
とろみをつけて
飲み込みやすくする
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水分の多い食事は、とろみ剤でとろみをつけると、 のどごしよく飲み込みやすくなります。
のどを通りにくい
食材は控える
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パンなど口の中やのどに貼り付きやすい食材や、
餅や固い肉など、のどを通りにくい食材は避けるようにしましょう。

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