「まさか私が?」という思い、
そして始まった怒涛の日々
卵巣がんと告げられたときのことを教えてください。
子宮筋腫のチェックを兼ねて、年1回はかかりつけの婦人科クリニックを受診していたのですが、42歳のときにエコー検査で卵巣の腫れを指摘されました。すぐに紹介先の総合病院で検査を受けたところ、卵巣がんかもしれないと先生から説明されたのです。それまでほとんど病気をしたことがなく、家族の中でがんになった人もいなかったので、最初は何を言われているのかよく分かりませんでした。「まさか私が?」という思いを抱えたまま、怒涛の日々が始まっていきました。